2020年12月27日日曜日

僕がお酒を飲まない理由

 もう今年25歳とかなっちゃったんですよ。

もうすぐアラサーなの?と思うとちょっと怖いですね。学生気分がまだ抜けてないです。


さて、成人して5年以上経つわけですが、それ以降お酒は飲んでいないのですよ。

成人してすぐは特に友達もいないし、一人暮らしだったので飲む機会もありませんでした。

最初に飲み会に行ったのは研究室配属後ですかね。歓迎会でした。その時もコーラとか烏龍茶とか飲んでたと思います。



今年はコロナ禍で忘年会もしないのが当たり前みたいな感じで宴会苦手な僕はおぉー時代が僕に追いついているななどと考えるわけですが、

なんでお酒を飲まないのかという長い話をしてみようと思います。



お酒を飲まない理由、さまざまあって端的に言うのが難しいんですが、ざっくり言うと

・イキってる感じがするから

・酒に飲まれてひどい目にあってるのを見てるから

っていう2点に集約されます。



一個目のイキってる感じがするからっていう話なんですが、

大学生のとき、親にかなり莫大な金額を出してもらって一人暮らしして県外の大学に通ってたわけですよ。

父も結構高齢で、ちょうど僕が高校を卒業したくらいで定年退職して再任用とかそういう感じの仕事をしていたので、

お金はどんどん減っていく一方の流れだったのです。そうするとやはり若干ただ生活してるだけで引け目を感じるところがあって、

必要最低限のことしかしちゃ駄目だなーみたいな自制がありました。(その後アルバイトをして3桁以上趣味に溶かしていたわけですが)

親の金でなんでイキって酒なんて飲んでるんだよみたいな感覚がずっと抜けず、結局大学生時代はお酒とか飲まずに卒業まで過ごしました。

イキってる感じってなんだよっていう話なんですが、

成人式あたりからFacebookとか見ると、同級生がビールが入ったジョッキを片手にドヤ顔で写真撮ったやつみたいなやつが上がってて、

あーイキってるなと思ってしまったのです。それからなんだかお酒飲むのって恥ずかしいことなんじゃないかと思うようになってしまいました。

実際美味しいとかそういうことじゃなくてお酒飲んでる僕大人でかっこいいーみたいな感じがしてああこうはなりたくないなと。中二病みたいな感じですね

自分が大人になりきれてないので、こういうことを思っちゃうんだと思うんですが…。



二個目はそれなりにPTSD的な感じの話です。父はストレスかかる仕事をしてたからかかなりの酒飲みだったのですよ。

お酒に強いのか、弱いのかでいうとたぶん普通くらいなのに、飲み会があるとえらい勢いで飲んでくるみたいでよく家に帰れない人になったりしていました。

別に酒に酔った父に暴力を振るわれたとかそういう経験はないのですが、結構トラウマなエピソードがあります。


まだ小学生、4,5年生くらいの頃でしょうか。夜中に寝ていたらなんか声がする感じがして、その声が夢に割り込んできていました。

ずっと続くのでそのうち目が覚めて、ああ、実際になんか声がしてるんだなと思ってなんだろう…とおそるおそる階段を降りました。

階段を降りる途中、廊下の様子がおかしいことに気が付きます。

暗くてよくわからないけど、なんだか廊下に大量の液体が流れているのです。


台所の電気がついていました。そこには大声で、裸で血だらけになりながら、パンツを持ってこいって叫ぶ父と

半泣きでそんな場合じゃないでしょ!と叫ぶ母がいました。

状況が飲み込めませんでしたが、大怪我をしている父がいるのはわかりました。

酩酊して帰ってきた父が風呂に入ろうとしてガラス扉に倒れ込んで、両手首を激しく切っていたようです。

救命士が来るので裸なのは嫌だというのでパンツを持って来いと叫んでいたようです。

えっえっ救急車?呼ぶ?と言うともう呼んだと母。学校で消防を呼ぶときは外で待ち構えて近くまで来たらここだよと合図しようねと習ったので、

外に出て救急車を待ちました。


しばらくすると救急車が来て、父は股間にタオルを巻いて搬送されましたw

同時くらいに十数キロ離れたところに住んでいた姉が車でやってきました。僕は姉の車に乗って救急車を追いかけました。

結局命には別状ありませんでしたが、何十針も両腕を縫うことに。かなりの間手の動きが鈍い状態だったようです。

数日はICUで過ごし、その後も2週間くらい入院したと記憶しています。

神経を切っているのでしばらくはほぼ手が効かない状態だったようです。パーの状態で過ごしていることが多かったです。

今もパソコンのキーボードを打ったり、ペンを握ったりはしているようですが、リハビリもさほど真剣にやっていなかったので、

あまり細かい作業には向かない手になってしまったと思います。


当時小学生の僕には相当ショッキングな出来事で、下手したらうちの親父そこで死んでたよと思うと本当に怖い経験です。

じゃあそれで飲まないのねっていうとわずかに違って、その続きがあります。


そんなことがあってしばらくは父も飲み会で早く帰されるようになったりして、酒の量が少しは減っていたのですが、

ほとぼりが覚めるとやはり飲み会があると泥酔して帰ってくるように戻ってしまいました。

だんだんと大人になるにつれ、そんな父を見ているとアルコールってわりとやばい薬物なんだなと思うようになり、

同じ遺伝子を持っている可能性が高いから、僕も父と同じように、さほど酒に強くないけど、自制できずに飲み始めたら飲み続けてしまうだろうから

酒は飲まないほうがいいであろうという結論が出たのでした。


いかがでしたか

泥酔して血だらけの父はシーンとしてはPTSDチックな部分もあるのですが、それが直接の原因ではなく、いろいろ考えた末ということなのです

お酒を飲んでる人を見ると、若干イキってるなーとは正直思うのですが、個人の選択であって、

多少のストレスの捌け口だったり、嗜好品として味を楽しんだりと用法用量を守れる人はいいと思いますよ。

個人の選択としてお酒は人生から遠ざけて生きたいなと思っているだけです。